先日、2歳の娘の髪をバッサリと切りました。10センチほどの大胆カット。我ながらなかなか上手くいったと思います。
久しぶりにハサミを握った瞬間、とても懐かしい気持ちになりました。
というのも実は僕、キャリア採用で入社したんですが前職は美容師なんです。もう9年も前の話で、正直ちゃんと切れるか不安でしたが。
美容師時代は、とにかく必死でした。最初はお客さんに商品を勧めるのも下手で、「売らなければ」という気持ちが先走ってました。
でもある日、本音で話すようになったんです。「これは本当にいいものだから使ってみてください」「これはぶっちゃけあまりおすすめしません」って。そしたら不思議なもので、お客さんがどんどんリピートしてくれるようになりました。
でも、肌が薬剤に合わないこともあり働き方として自分には難しいということで、転職を決意しました。とはいえ、専門学校出て美容師の就活しかしていない自分。
一般企業の就活なんてわからないし、何がしたいかもピンとこない。とりあえず働かなければということで、2016年に今の会社にアルバイトで入ったんです。「いろんな会社を見て、自分が何をしたいか見つけよう」って軽い気持ちでした。
入社当初はとにかく忙しくて、制作物にまみれる毎日。最初はたくさんの広告を見て作ってみての繰り返し。慣れないPC業務。でも不思議なもので、だんだんのめり込んでいく自分がいたんですよね。アルバイトから契約社員になって、そして改めて面接してもらって正社員に。ちょっと変わったキャリアだと思います。
そして今では制作チームのリーダーを任せてもらい、本業務以外にも会社説明会をメンバーと一緒にしたり社員旅行の企画をしたり。
入社した時にはこんな自分になっているなんて想像もつきませんでした。
うちの会社には、僕以外にも様々なバックグラウンドを持つ先輩がたくさんいます。みんなそれぞれの経験を活かしながら、なりたい自分に向かって頑張っています。もちろん、ただ待ってるだけだと何も起こらない。でも「やりたい」って手を挙げたら、ちゃんと応援してくれてチャレンジさせてくれる環境があるんです。
話を少し戻しますが実は、髪のカットってテクニックだと思われがちだけど、展開図っていうものがあります。要するに設計図です。構造で捉えて展開図がわかれば、誰でも同じカットができる。その展開図を頭で描くスキルと、展開図通りに切るスキル。このスキルはコツコツ身につけていくのには反復練習。今の仕事とすごくリンクしてるなって思うんです。
やり続けることで手に職がつく。だからブランクがあっても身体が覚えてる。
今の成長があるのは、諦めずにコツコツやり続けて、たくさんの人と関わってインプットとアウトプットを繰り返したからだと思います。
自分の意思でチャレンジできる環境があって、そこで自分の強み、弱みを知り取り組める。
そんな環境、悪くないですよね?
最後に奥さんにも「完璧!」って褒めてもらえました。
久しぶりのハサミ、案外いけるもんです。